Shuton

ハイ・ダイナミックSHUTON COMPLEX

新しい発想で製造されましたSHUTON社のボ-ルネジは動・静的荷重及び動的剛性に対して高い値が得られましたが、摩擦抵抗を下げる事により発熱を抑え予圧荷重トルクも制御できました。

SHUTON社のダブルナットは座金で分離された2個のナットで構成されており、この座金の厚みで予圧を決定致します。当社では2個の座金をナット内にはめ込んでお互いの振れを打ち消す様に調整を行ってナットの勘合面や同心度を改善しております。

SHUTON社のハイ・ダイナミックボールネジはナットの勘合面の調整及び潤滑条件に関してある条件を満たしましたらDN値の上限がありません。

SHUTON社のボールネジは昇温に対して考慮されておりますので、過熱を考慮せずに回転速度を上昇する事ができます。剛性の増加により駆動時の特性が改善され、それと共に機械の固有振動数も高くなり、従ってサ-ボモ-タ-の制御パラメ-タ-Kv・Kp及びKiも改善され、機械の加速及び動的特性が向上しています。

TD:鋼球を使用した場合

下記の表は鋼球を使用した場合のハイ・ダイナミックSHUTON COMPLEXボ-ルネジのネジ径とリ-ドによる鋼球の最大溝数が記入されております。

10 12 15 16 20 25 30 40 50
25         2 (2)        
32         3 (2) 2 (2)      
40 5 (2) 5 (2) 5 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2) 3 (2) 2 (2)  
50 6 (2) 5 (2) 5 (2) 5 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2) 3 (2) 2 (2)
63 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2) 3 (2)
80 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2)
100 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 6 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2)
120         6 (2) 6 (2) 5 (2) 4 (2) 3 (2)
この表に記載されていない特殊な要求事項がある場合、SHUTON社に連絡してください。

特殊な事例の寸法、荷重および剛性についての相談を希望される場合、Tables with Dimensions and Loadsをダウンロードするか、またはネットワーク上のカタログを開いてください:

TDCer:セラミックボールを使用した場合

同じナットサイズでセラミック製ボールを使うこともできます。

セラミックボールを使用した場合のボールネジの利点

  • 動的荷重が25%~30%増加しその結果、ボールねじの疲労寿命が2倍になります。
  • 軸方向の剛性は10%~15%程増加します。予圧をもっと上げると剛性も上昇しますが、疲労寿命はそれほど増加しません。
  • セラミック材料の特性を考慮しますと、ナットの温度上昇は、5~10°C減少します。
  • 温度が下がる事により過熱の危険性なしに回転速度を上げることができます。
  • ボールの摩耗が減るので、予圧の経時的損失も減り、したがって保守点検の頻度を減らすことができます。
  • ボールが内・外循環部を通過するときに発生する騒音が軽減されます。

セラミックボールを使用した場合のボールネジの弱点

  • セラミックボールは、衝突によって破損し、ボールネジのナット内を激しく損傷する可能性があるので、極めて慎重に取り扱わなければならない。
  • セラミックボールのコストは、鋼製のボールに比べてかなり割高となります。